第35回 南北マ州教師研修会
2017年1月29日に南北マ州教師研修会がカンポグランジのひまわり学園で執り行われました。この教師研修会は今回で35回目。1984年に第1回が開催されて以降、多くの日本語教師がアイデアを共有され、その度に絆を深めてきました。今回参加された学校はドウラードス日本語モデル校(主催校)、ひまわり学園、ナヴィライ日本語学校、四恩校、ヴァルゼア校、共栄分校の現地教師並びに配属先のJICAボランティアが参加し、日本語教師の技術向上に向け、講義・意見交換が行われました。
南北マ州教師研修会長のモデル校城田志津子名誉校長、ひまわり学園武井安子校長、新里先生
以上3名の開会挨拶で研修会が始まりました。
講義「体を使って遊んで、仲間と学ぶ日本語」
JICA青年ボランティア 山崎由佳
山下由佳さんは昨年の7月にナヴィライ日本語学校に赴任し、現在では近隣校の巡回指導にあたり、幅広く活躍されています。任地赴任から6ヶ月が経過し、活動の中で子供達や成人の学生の反応が良かったという日本語を使ったアクティビティを紹介して頂きました。
活動「ひな祭り工作」
ひまわり学園 山下さゆり先生
山下さゆり先生はひまわり学園の先生で工作がとてもお上手なお方です。今回は3月18日に向けてのひな祭りの工作を指導して頂きました。モデル校では今年度のひな祭りは子どもたちと一緒に今回指導して頂いた工作をする予定です。
講義「JICAボランティアとしての活動内容・複式授業についての取り組み」
JICA青年ボランティア 佐賀直子
佐賀直子さんは任期3年目となり、今年の7月で帰国予定です。今回の教師研修会で最後となり、集大成となる御自身の活動内容、JICAボランティアとして何が出来るのか、を講義して頂きました。ボランティアの先輩隊員であり、模範となる存在。大変勉強になりました。
講義「茶道」
JICA青年ボランティア 細見佑子
細見佑子さんは10年前に習っていた茶道を講義して頂きました。現地教師は経験したことないの茶道という日本文化の活動に大変熱心に耳を傾けていました。日本文化が多くの方に伝わっていくといいですね。
教師研修会は来年度も開催予定です。
ぜひともマットグロッソ州、南マットグロッソ州近隣学校の日本語教師は研修会に参加してアイデアを共有しましょう。
来年度はカンポグランジのヴァルゼア校にて開催予定です。
宜しくお願いします。
今回は日本語のみの掲載になりますが、今後ポルトガル語での更新も検討中です。
どうぞ末永く宜しくお願い致します。